花を買うこと。花を売ること。
Sustainable
Development
Goals
2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標で17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
私たち花屋の生業は農家さんに育てていただいた植物を加工し、お客様へお届けすること。
必要な花だけを購入出来ているのだろうか?
その花の生育・加工・お届けする方法は環境に負荷をかけていないだろうか?
スタッフがやりがいを持てて働けているのだろうか?
地域にとって花屋の存在意義・経営をする意味はあるのだろうか?
そんなことを考えて仕事をしていました。
それを具現化し、きちんと仕事に落とし込んで考えさせてもらえたのが「SDGs」でした。
花心で取り組めることって何だろう?
スタッフに基本的な本を2冊読んでもらい、今やっていること・これから出来ることを一緒に考えてもらい、チーム花心の目指すゴールについて話し合いました。
ただ、思いはあっても小さな花屋の出来ることなんて小さなことなのも事実です。
しかし何も始めないよりは意味があると信じています。
「一体何が出来るんだろう?」
取り組んでいること・今後したいこと
・性別を問わずスタッフ全員が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
・地下水を利用し、低農薬・低肥料で植物を育てています。
・適切な雇用創出のため地域の学生のインターシップを毎年受け入れています。
・植物の生育環境を知るきっかけや環境に向き合うきっかけになればと思い、子供や若い世代の参加できるフラワーレッスンを開催しています。
・必要以上の紙袋やナイロン袋を有料とし資源を有効に使っています。
・廃棄される花をドライフラワーや押し花にして再利用し出来るだけ廃棄を減らしています。
・フェアトレード商品を積極的に扱い、仕入れ時の目安としています。
・アレンジの容器や給水フォームを土に還るものを使い、水や土などを含め環境への負荷を減らしています。
・祝い花おまとめサービス「HANAMUKE」により必要な人に必要な花だけをお届けしています。
地方の小さな花屋の出来ることは、ほんの小さなことかもしれません。
だけど私たちは、私たちに出来ることを少しづつ積み重ねていきたいと思います。
すべてにおいてSDGsにこだわり経営できればとは思いますが難しいのも現実です。
ただ経営を続けていけて、尚且つ より環境に優しく、よりスタッフが楽しく仕事ができ、花のある生活で誰かがハッピーな生活を送れる。
そんな一助になれればと願っています。